
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
じつは、働きながら中小企業診断士に合格するのはそこまで難しくありません。
なぜなら、中小企業診断士の合格者の90%以上は、働きながら受かっている人たちだから。
この記事では、「働きながらでも中小企業診断士に合格できる理由」「働きながら受かるための勉強法・マインド」についてお話しします。
記事の内容をまねすれば、きっとあなたも「仕事や家庭と両立しながら、診断士合格まで達成しちゃうスーパーマン」になれますよ。
本記事の信頼性
本記事は、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格した中小企業診断士が執筆しています。筆者の勉強法は企業経営の専門誌「月刊 企業診断」(2021年12月号)でも紹介されています。

月刊 企業診断(2021年12月号)より抜粋

もくじ
【結論】中小企業診断士は働きながらでも合格できます
結論からいうと、中小企業診断士試験は働きながら合格できます。その理由は以下2つ。
理由①:合格者の90%以上は働いている人だから
理由②:他の難関資格より勉強時間が少ないから
それぞれ、お話ししていきますね。
理由①:合格者の90%以上は働いている人だから
合格者の90%以上は、働きながら勉強している人たちです。
実際のデータで確認しましょう。以下は、2020年度2次試験の職業別合格者数です。
職業 | 合格者数 |
民間企業勤務 | 733 |
政府系以外の金融機関勤務 | 133 |
その他(無職を含む) | 57 |
経営コンサルタント事務所勤務 | 55 |
公務員 | 39 |
税理士・公認会計士自営業 | 38 |
政府系金融機関勤務 | 32 |
その他自営業 | 24 |
学生 | 20 |
中小企業支援機関 | 16 |
経営コンサルタント自営業 | 13 |
独立行政法人・公益法人等勤務 | 13 |
研究・教育 | 1 |
合計 | 1,174 |
合格した1,174人のうち、1,097人(93.4%)が何らかの職についている人です。ほとんどの人が、忙しい日々の中で勉強して合格をつかんでいるってことですね。
理由②:他の難関資格より勉強時間が少ないから
中小企業診断士は、他の難関資格より勉強時間が少なくてすみます。ビジネスパーソンに人気の難関資格と比べるとよくわかりますよ。
公認会計士:約4,000時間
税理士 :約4,000時間
診断士 :約1,000時間
上記のように、目安として1,000時間くらいで合格できると言われています。また、工夫次第ではもっと少ない時間での攻略も可能。だから、働きながらでも挫折せずに合格できるんです。
中小企業診断士試験の難易度や、ほかの資格との比較については以下の記事をどうぞ。あなたがほしい情報はすべて詰まっていますよ。
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【初学者必見】中小企業診断士の難易度を完全解説【今が最も狙い目】
続きを見る
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以上、中小企業診断士は働きながら合格できる理由についてお話ししました。
実際、ぼくもコンサルティング会社で働きながら、200時間で合格できました。(独学で2回ほど挫折を経験してますが・・・)
次の章では、ぼくが実践した勉強法のポイントをご紹介します。
【実例】コンサル会社で働きながら200時間で合格したぼくの勉強法
ぼくが働きながら合格したポイントは以下3つ。
仕事に追われ時間の余裕がなく「なるべく効率よく目標を達成したい!」と考え、いろいろと工夫して勉強しました。
ポイント①:通信講座スタディングをメインで使用
ポイント②:過去問演習や2次対策は、市販テキストも併用
ポイント③:すべてのスキマ時間を勉強に充当
ポイント①:通信講座スタディングをメインで使用
教材は通信講座のスタディングを使用。費用の安さとスマホでどこでも勉強できる手軽さが決め手でした。
実際に使ってみて感じた「スタディングのココがいい!」ってポイントは以下の記事にまとめています。
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スタディング中小企業診断士講座の評判は?【200時間で合格したぼくが徹底解説】
続きを見る
また、ほかの通信講座も調べまくって熟知しました。以下の記事でおすすめの通信講座をランキング形式で整理してますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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【2022年8月版】中小企業診断士のおすすめ通信講座3つを比較【現役の診断士が厳選】
続きを見る
ポイント②:過去問演習や2次対策は、市販テキストも併用
過去問演習や2次試験の対策は、スタディングだけではやや不安だったので市販のテキストを買いました。
具体的には以下のラインナップ。いずれも、中小企業診断士の対策本に定評のある同友館の本です。
・過去問完全マスターシリーズ
・ふぞろいな合格答案シリーズ
・2次試験合格者の頭の中にあった全知識&ノウハウ
くわしくは、中小企業診断士のおすすめテキスト8選をご覧ください。
ポイント③:すべてのスキマ時間を勉強に充当
生活の中にあるスキマ時間を、すべて勉強にあてました。イメージとしては下図のような感じ。
スキマ時間をフル活用して勉強しよう
スマホ1つで勉強できるのをいいことに、トイレでも風呂でも勉強しました。勉強モードに入らなくても自然に勉強する身体になれるのでおすすめですよ。

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以上、ぼくの勉強法を少しだけお話ししました。
本記事で紹介したのはほんの一部です。200時間で合格した勉強法をもっとくわしく知りたい人は、以下の記事をどうぞ。約10,000字の大ボリュームで、ぼくのノウハウを全部つめこんでいます。
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【独学】中小企業診断士に200時間で合格した勉強法を完全公開
続きを見る
最後に、おまけとして「働きながら合格をつかむマインドセット」についてお話しします。じつは、勉強法よりマインドのほうが大事だったりします。
働きながら合格をつかむマインドセット
ぼくが働きながら合格をつかむ上で大事にしていたマインドは以下3つ。
①:一発合格を前提に、気持ちを強く持って臨む
②:ムダな人づきあいを切る
③:時間を大事に。SNSやYouTubeは厳禁
①:一発合格を前提に、気持ちを強く持って臨む
中小企業診断士は一発合格を前提に勉強しましょう。なぜなら、短い人生で2年も3年もかけるのはもったいないし、気持ちが続かないから。
また、1次試験の合格基準も、一発合格のほうがだいぶ楽な仕組みになっています。この辺の話は、1次試験の内容と対策をご覧くださいませ。
②:ムダな人づきあいを切る
ムダな人づきあいは切りましょう。たとえば以下のようなもの。
・会社の飲み会(Zoom飲み会ふくむ)
・同僚とのランチ
・特に得るものがない人との会話
ぼくは会社の飲み会やゴルフコンペみたいなイベントごとが大嫌いで、試験勉強の間は、適当な理由をつけて全部断っていました。「行かないキャラ」がつくれればあとは楽です。
もちろん、時間と金を投下する価値がある付きあいは大事にすべきです。ムダを削りましょうって話です。
③:時間を大事に。SNSやYouTubeは厳禁
SNSやYouTubeで時間を溶かすのはやめましょう。なぜなら、試験勉強には役にたたないから。
とくにTwitter。「○時間勉強した!」とか「模試がダメだった・・・」とかつぶやいている人。そんなムダな時間の使い方をしているから結果が出ないんですよ。
Twitterは、有益な情報を発信している人をフォローして、1日5分見るだけで十分です。
ぼくは、中小企業診断士の勉強法とブログ運営のノウハウ以外は一切つぶやきませんので、フォローして損はありませんよ。
先ほども言いましたが、資格試験に短期で合格するにはストイックさが大事です。
まとめ:中小企業診断士は、働きながらでも余裕で合格できる!
今回は、「働きながら中小企業診断士に合格できるのか」というテーマでお話ししました。最後に、本記事の内容をまとめます。
働きながら受かる理由
理由①:合格者の90%以上は働いている人だから
理由②:他の難関資格より勉強時間が少ないから
働きながら合格するポイント
ポイント①:通信講座スタディングをメインで使用
ポイント②:過去問演習や2次対策は、市販テキストも併用
ポイント③:すべてのスキマ時間を勉強に充当
合格をつかむマインドセット
①:一発合格を前提に、気持ちを強く持って臨む
②:ムダな人づきあいを切る
③:時間を大事に。SNSやYouTubeは厳禁
この記事で紹介した内容をおさえて勉強すれば、きっとあなたも働きながら試験合格という目標を達成できるはずです。
勉強するぞ!という気持ちの準備ができた人は、今日から走り出しましょう。
ぼくが200時間で合格したスタディングはイチオシです。ぜひ、2分で登録できる無料講座からはじめてみてくださいね。
今回は以上です。