
こんな悩みを解決できる記事です。
※2次試験対策用のテキストを今すぐ教えて!という方はこちらまでスキップして読んでください!
本記事の内容
・独学者におすすめのテキスト8選
・【実体験】市販テキストで合格するのはほぼ無理
・通信講座を使って勉強しよう
本記事の信頼性
本記事は、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格した中小企業診断士が執筆しています。筆者の勉強法は企業経営の専門誌「月刊 企業診断」(2021年12月号)でも紹介されています。

月刊 企業診断(2021年12月号)より抜粋
実際に市販テキストを使った独学にチャレンジした経験があるぼくが、本当におすすめできるテキストだけを厳選して紹介します!
また記事の後半では「ぶっちゃけ、市販テキストで合格するのはかなりキツイ。」と感じたぼくの実体験もお話しします。
記事を最後まで読めば、何かベストな勉強法なのかがよく分かり、最短距離で合格できる受験生に変われますよ!ぜひおつき合いください。
※「市販テキストなみに安く、合格率が高い勉強法が知りたい!」という人は通信講座を使って勉強しようにジャンプしてください!
独学者向けおすすめテキスト8選
独学者におすすめのテキストは以下8冊です!
※タイトルをクリックすると、その本の紹介にジャンプします。
それぞれのおすすめポイントを紹介していきます!
1冊目:『中小企業診断士のお仕事と正体がよ~くわかる本』診断士の世界を知る
最初にご紹介するのは『中小企業診断士のお仕事と正体がよ~くわかる本』。独立診断士として10年以上活躍している著者が、中小企業診断士の仕事内容を語りつくした1冊です。
おすすめポイント
著者の豊富な経験をもとに、中小企業診断士の働き方や仕事の取り方などが具体的に解説されています。夢物語ばかりでなく、厳しい現実も隠さず紹介しているのがGood。

2冊目:『ゼロからスタート!金城順之介の中小企業診断士1冊目の教科書』試験の全体像をつかむ
ゼロからスタート! 金城順之介の中小企業診断士1冊目の教科書
2冊目は、『金城順之介の中小企業診断士1冊目の教科書』です。大手予備校LECの看板講師である著者が、中小企業診断士試験の合格に必要な基礎知識を厳選して解説した入門書です。
おすすめポイント
全ページフルカラーで図表も豊富。はじめての方でもすらすらと読めます。入門から2次試験対策の基礎固めまで長く使える内容です。

3冊目:『中小企業診断士加速合格法』効率の良い勉強法を無料で学ぶ!
3冊目は『中小企業診断士加速合格法』です。通信講座大手「スタディング」の綾部貴淑社長が、スキマ時間を活用した効率の良い勉強法を解説した本です。
おすすめポイント
130ページ以上の大ボリュームですが、無料で読めます。(メールアドレスの登録のみ必要)

4冊目:『スピードテキストシリーズ』予備校と同じ水準のテキストで一次試験対策を!
中小企業診断士 2021年度版 最速合格のためのスピードテキスト 4経済学・経済政策
ここからは1次試験の対策本を紹介します。4冊目は『スピードテキストシリーズ』。大手予備校のTACが販売している1次試験対策用テキストです。
おすすめポイント
オーソドックスな1次試験入門書。クセが無く資格試験の勉強がはじめての方でも読みやすいはず。

シリーズ一覧
5冊目:『ニュー・クイックマスターシリーズ』効率良く1次試験の得点アップを目指せる良書
2021年版 ニュー・クイックマスター 1 経済学・経済政策
5冊目は『ニュー・クイックマスターシリーズ』です。中小企業の経営書を専門とする「同友館」が販売している1次試験対策用テキストです。
おすすめポイント
出題頻度が高く、重要なテーマにしぼって解説しています。そのため、効率良く得点アップを目指せるテキストです。

6冊目:『過去問完全マスターシリーズ』1次試験の過去問集はこれ1択!
6冊目は同友館の『過去問完全マスターシリーズ』。1次試験の過去問を重要度別・論点別に整理した問題集で、1次試験対策の決定版とも言える本です。
おすすめポイント
これさえあれば、他の過去問集は一切必要ありません!笑

※残念ながらセット売りは無いので、1冊ずつ買いそろえましょう。
番外編
1次試験の鬼門「財務・会計」が苦手な人には『財務3表一体理解法』がおすすめ。
実際のビジネスで行われる取引を題材に、財務3表(BS・PL・CF計算書)がどのようにつながっているかをていねいに解説しています。
7冊目『全知識&全ノウハウシリーズ』2次試験の基礎固めの定番書
ここからは2次試験の対策本を紹介します。7冊目は『全知識&全ノウハウシリーズ』。『過去問完全マスター』の同友館の本で、2次試験の各事例を攻略するための基礎知識や問題の解き方をまとめた本です。
おすすめポイント
本試験で使えるテクニックが満載。はじめて2次試験にチャレンジする方の基礎固めにも最適です。

2022年版改訂版 中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ
8冊目:『ふぞろいな合格答案シリーズ』2次試験対策の聖書
最後に紹介するのは『ふぞろいな合格答案シリーズ』です。本書は過去の受験生の答案を収集し、2次試験の採点基準を分析した本です。
おすすめポイント
自分の解答と合格者・不合格者の解答を見くらべて、自身の実力を客観視できる本です。

過去5年分(2017~2021年)の演習をする場合は以下をそろえましょう。※似たような名前の本が多いので注意!
【実体験】市販テキストだけで合格するのはほぼ無理
おすすめテキストを紹介する記事なので前章だけで終わってもいいのですが、せっかくなのでぼくの実体験を少しお話しします。
実際に勉強した感触としては「市販テキストで合格するのはほぼ無理」です。その理由は以下3つ。
・要点が理解できずイヤになる
・スケジュールが管理できない
・孤独に耐えられず挫折する
試験内容が難しいのに加え「1人で勉強するのがしんどい」という感想です。
実際ぼくは市販テキストだけの独学でチャレンジして2回挫折しています。くわしくは以下の記事で解説しているので、興味がある人はぜひ読んでください。
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【実体験】中小企業診断士の独学合格が無理な理由3つ【解決策あり】
続きを見る
市販テキストを使った独学にこだわるのは危険です。今はテキストなみに安く、合格しやすい勉強法があります。それが通信講座です。
通信講座を使って勉強しよう
結論、通信講座で勉強するのがベストです。なぜなら通信講座はテキストを使った独学の弱点をおぎなってくれるから。
通信講座の強み
・講師が要点を教えてくれる
・カリキュラムが整備されている
・勉強仲間とつながれる
というか通信講座も広く言えば「独学」です。特定の先生に弟子入りして教わってるわけではありませんし。使う教材が紙のテキストなのか動画なのかの違いだけです。
実際ぼくも2回の挫折のあと、通信講座のスタディングを使った勉強に切り替えたところ、200時間で合格をつかむことができました。
ぼくがスタディングを使って合格できた体験は以下の記事でまとめています。これから中小企業診断士にチャレンジする人はぜひ読んでください!
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スタディング中小企業診断士講座の評判は?【200時間で合格したぼくが徹底解説】
続きを見る
ちなみにスタディングは市販テキストよりも安く勉強できます!実際のコスト比較が以下。
市販テキスト:71,032円 ※1
スタディング:43,900円 ※2
※1 本記事で紹介したテキストを買いそろえた場合の費用。ただし1次試験対策本は「スピードテキスト」「ニュー・クイックマスター」の2シリーズを紹介しているので「スピードテキスト」のみを買ったと想定。
※2 「1次2次合格コース(スタンダードコース)」の料金。合格祝い金(10,000円)を加味した実質コストを記載。
価格と勉強効率の両面から、通信講座のほうがハッキリ優れていることが分かりますね。
「いやいや。安いのは分かったけどホントに受かるの?なんか怪しいんだけど?」と感じた人は以下の記事を読んでください。目玉が飛び出しますよ。
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【衝撃】スタディング中小企業診断士講座の合格率が72.0%だった件
続きを見る

まとめ:テキストの独学にこだわるのは危険。通信講座で賢く合格を目指そう!
記事のポイントを整理します。
・独学者におすすめのテキストは記事で紹介した8冊。ただし市販テキストだけで合格するのはほぼ無理(実体験)
・通信講座のほうがコスパが良い(費用が安く効率的に勉強できる)
何度もお伝えしましたが、市販テキストだけの独学にこだわるのは危険です。
「人に頼らず、自力で勉強しているじぶん」を目指す気持ちはわかりますが、試験本番で結果が出なければ意味がありません。
ぼくが通信講座スタディングを使って200時間で中小企業診断士試験に合格した勉強法を以下記事で解説しています。この記事を読んで、実際に30名以上の方が勉強をはじめています。ぜひ参考にしてください!
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【独学】中小企業診断士に200時間で合格した勉強法を完全公開
続きを見る
また中小企業診断士の通信講座を知りつくしたぼくが、おすすめの3社を徹底比較した記事もご用意しています。通信講座で勉強しようかなって人はこちらもどうぞ。
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【2022年8月版】中小企業診断士のおすすめ通信講座3つを比較【現役の診断士が厳選】
続きを見る
今回は以上です。