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本記事の信頼性
本記事は、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格した中小企業診断士が執筆しています。筆者の勉強法は企業経営の専門誌「月刊 企業診断」(2021年12月号)でも紹介されています。

月刊 企業診断(2021年12月号)より抜粋
この記事では、中小企業診断士が独立・開業するときにやるべきこと8つを紹介します。
実際、ぼくも記事で紹介する内容を実践して、スムーズに開業することができました。
記事を最後まで読めば、あなたも自由で楽しい独立診断士の第一歩を踏み出せるようになりますよ!
もくじ
中小企業診断士の独立・開業でやるべきこと8つ
独学・開業に向けてやるべきことは以下8つです。
- プラットフォーム登録
- 開業届提出
- 会計ソフト導入
- 名刺作成
- 銀行口座開設
- 事業用クレジットカード申込
- Webサイト制作
- サービス開発
まずは形から入るのが勢いを保つコツです。1つずつ順番にこなしていきましょう!
①:プラットフォーム登録
まずは仕事を取るためのプラットフォームに登録しましょう。なぜなら、中小企業診断士はただ待っていても1円も稼げないからです。
まずは、多くの中小企業診断士が仕事を獲得している以下4つのサービスに登録するのが良いかと。どれも無料で、2~3分で登録できますよ。
上記のサービスをくわしく知りたい人は、中小企業診断士の仕事の取り方をご覧ください。
②:開業届提出
開業届を提出しましょう。独立は勢いよく形から入るのが大事ですよ。
開業届の提出はクラウド会計サービスの開業freeeが便利。マイナンバーカードとカードリーダーが手元にあれば、家にいながら開業届の提出が完結します。
カードリーダーが無い人はこの機会に用意しましょう。ちなみにぼくはこちらのリーダーを選びました。
NTTコミュニケーションズ ICカードリーダライタ ACR39-NTTCom
屋号はつけた方がいい?
「屋号」とは、個人事業主が使う会社名のようなものです。結論、屋号はあってもなくても良いです。独立したぞ!って実感がほしい人は屋号をつけておきましょう。
③:会計ソフト導入
個人事業主として独立すると、確定申告を行わなくてはなりません。スムーズに申告を行うために会計ソフトを導入しましょう。
いろいろなソフトがありますが、特にこだわりがないならこちらも会計ソフトfreeeがおすすめ。圧倒的に使いやすく、ぼくの周りの中小企業診断士も大半がfreeeを使っています。
④:名刺作成
中小企業診断士として活動するための名刺を用意しましょう。
大手の印刷業者に依頼してもいいですが、ぼくは安くすませたかったのでラクスルで作りました。
⑤:銀行口座開設
仕事用の銀行口座を作りましょう。プライベートの口座と併用するのはおすすめしません。理由はお金の管理が煩雑になるからです。
ネット系銀行(楽天銀行、SBIネット銀行など)と都市銀行(3メガバンクなど)が1つずつあればよいでしょう。
本当はネット系銀行だけでもいいんですが、考え方が古いクライアントだとネット系銀行を嫌がるケースもあります。一応、都市銀行の口座も持っておきましょう。
⑥:事業用クレジットカード申込
事業用に1枚クレジットカードを作りましょう。
特にこだわりがないなら、三井住友カードのナンバーレスカードがおすすめですよ。(無くしても番号が分からないから不正利用されにくい)
ぼくは診断士の仕事に車を使う機会も多いので、ガソリン代がちょっとでも安くなるENEOSカードを事業用カードにしてます。
⑦:Webサイト制作
独立するなら、Webサイトはあった方が絶対に良いです。なぜなら、クライアントを獲得したり、自分の専門知識を発信するツールとして役立つから。
実際、ぼくもWebサイト経由で何件もお仕事をいただいたことがあります。
Webサイト制作はランサーズなどで発注しても良いですし、ぼくも承っております。10万円ほどの費用で、あなたの診断士活動のイメージをきちんとお伺いし洗練されたサイトをお作りします。
自分でWeb制作を勉強すると果てしない時間がかかるので、サクっと外注して次の「サービス開発」に注力するのがおすすめです。
⑧:サービス開発
経営コンサルタントとして、どんなサービスをクライアントに提供してお金をいただくのかを考えます。ちょっと堅い言葉でいうと「サービス開発」ですね。
中小企業診断士のサービスって何でもありなんです。一例をあげると以下のような感じ。
・経営ビジョン、経営計画策定支援
・基幹システムの導入・刷新
・業務プロセスの見直し
・人事制度の設計
・研修講師
この他にもいくらでもあります。自分の強みとクライアントの課題を踏まえ、何をやっていくのかをじっくり考えましょう。
「自分1人では考えられない…」という人は、中小企業診断士の通信講座でもおなじみのスタディングが開講しているコンサルタント養成講座がおすすめですよ。
おすすめポイント
- コンサルタントとして独立・開業を目指す人向けという超ニッチな通信講座。業界で有名な森英樹先生の講義で学べる
- 全6回の添削を通じ、サービスの設計から今後1年間の活動計画まで作れるので独立後の方向性が明確になる
勢いだけで独立するのはやっぱりちょっと不安という人は、ぜひ無料セミナーを試してみるといいですよ。
>>スタディング(コンサルタント養成講座)の無料セミナーを試す
まとめ:形から入って勢いよく独立しよう!
今回の記事では、中小企業診断士として独立・開業するときにやるべきこと8つを紹介しました。
最後に、今回紹介した8つのTODOをまとめて紹介します。
①:プラットフォーム登録
仕事を獲得するため、以下4社に登録しよう。
②:開業届提出
自宅で完結させよう。
③:会計ソフト導入
個人事業主は必須アイテム。こだわりが無いならFreee一択。
④:名刺作成
ラクスルでリーズナブルに調達しよう。
⑤:銀行口座開設
ネット系銀行&都市銀行系で1つずつ事業用口座を作ろう。
⑥:クレジットカード作成
事業用カードを作ろう。
⑦:Webサイト制作
独立するなら自分のメディアは必須です。
ランサーズ(Webサイト制作を発注しましょう)
⑧:サービス開発
経営コンサルタントとしての自分の商品を開発しましょう。
形から入り、後からサービスを考えるのがコツです。一見すると無計画なようですが、先にあれこれ考えすぎると「やっぱ怖いからいいや・・・」となり、貴重な機会を失いがちです。
この記事にそって取り組めば、きっとスムーズに独立診断士としての一歩を踏み出せるはずです。
あなたが独立診断士として成功することを心から願っています。今回は以上です。