
資格試験にチャレンジしているのですが、仕事と勉強が両立できなくて、いつも3日坊主になってしまいます。どうやったら勉強を続けられますか?どうしても受かりたい…
こんな疑問に答える記事です。
この記事を書いているぼくは、コンサルティング会社で月100時間以上の残業をこなしながら、通信講座を使って中小企業診断士に合格しました。その経験をもとに、社会人が資格試験の勉強を続けるコツについてお話しします。
最後まで読めば、あなたのやる気がグングン伸びて、今日から勉強に取り組めるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
本記事の信頼性
本記事は、約200時間の学習で中小企業診断士試験にストレート合格した中小企業診断士が執筆しています。筆者の勉強法は企業経営の専門誌「月刊 企業診断」(2021年12月号)でも紹介されています。

月刊 企業診断(2021年12月号)より抜粋
もくじ
資格の勉強が続かない理由3つ
社会人が資格の勉強を継続できない理由は以下3つです。
- 資格を取る理由が明確でない
- 勉強を始めるまでのハードルが高い
- 脳が疲れた状態で勉強している
この記事を読んでいる人には、思い当たる部分があるかと思います。
1:資格を取る理由が明確でない
やらされる勉強は苦痛でしかありません。そして、苦痛を感じると続きません。
学生時代に親や先生から「勉強しろ」と言われて、逆にやる気が消え失せたという経験、ありますよね?それと同じです。
「会社で強制されて仕方なく勉強している」という気持ちを抱いている時点で、勉強は続かないですし、受かることもありません。
2:勉強を始めるまでのハードルが高い
勉強を始めるまでのハードルが高いと、それだけで疲れてしまい、肝心の勉強が続かなくなります。
その最たる例が「予備校への通学」。たとえば、女性の受験生ならば予備校に向かいながら、以下のようなことを考えているのではないでしょうか?
・講義に間に合うには、何時の電車に乗らなきゃいけないのかな?
・予備校に行く服装、これでいいかな?
・化粧を直さないとだめかな?
・いつも講義で横の席に座ってくるおじさん、今日はいないといいな…
・帰ったら、夕飯は何を作ろうかな…?
勉強の前に考えなきゃいけないことが多すぎるんですよね。これでは机に座る前に息切れします。
3:脳が疲れた状態で勉強している
あなたは、1日の仕事が終わってから一生懸命勉強していませんか?
これはNGです。なぜなら、仕事後は脳も身体も疲れ切って、勉強するエネルギーなんて残っていないからです。
高校生のころに「学校で勉強して、部活して、帰ってまた勉強して・・・」なんて無茶ができたのは、若くて体力・気力に満ちていたから。残念ながら、社会人の仕事後にそんな体力は残っていません。
勉強は、心身のコンディションや、勉強する時間帯によってパフォーマンスが何倍にも変わるものです。
勉強を続けるために、今日からできる3つのこと
勉強が続かない原因がわかったところで、対策をお話しします。合格をつかみたければ、以下を今日から実践しましょう。
- 合格後の理想を思い描く(紙に書く)
- 通信講座を使って勉強のハードルを下げる
- 早起き&運動
1:合格後の理想を思い描く(紙に書く)
「やらされる勉強」ではなく「自分の将来のためにやる勉強」に気持ちを切り替えましょう。そう思えない資格なら、勉強しないほうがマシです。
具体的には、資格をとった後の年収や転職先をググります。社内の昇進や異動に有利な資格に挑むのなら、実際に合格した同僚や先輩の話を聞きましょう。このように「合格後の良いイメージ」を自分自身に刷りこむことでモチベーションが上がります。
合格したい!という思いが高まったら、それを紙に書くのもおすすめ。というのも、紙に書き出した言葉は、自分の潜在意識に刷りこまれ、合格に向けて日々の行動が無意識に変化していくからです。
テレビドラマでも、受験生の部屋に「東大合格!」みたいな紙が貼ってありますよね。あんな感じです。
紙に書いた未来が実現するというのはわりとホントです。くわしくは神田昌典さんの「非常識な成功法則」を読んでください。
2:通信講座を使って勉強のハードルを下げる
勉強には通信講座を使いましょう。正直、現代における資格試験の勉強法は通信講座1択です。
なぜなら、スマホ1台でいつでもどこでも勉強できて合理的だから。移動も着替えも面倒な人間関係もありません。カリキュラムも決まっているので、スーッと流れるように勉強を始めることができます。
特におすすめなのはスタディング。ぼくが200時間ほどの勉強で中小企業診断士試験に合格できた相棒です。YouTubeをダラダラ観るかのごとく勉強できるのがすばらしい。
なお、通信講座を使って勉強するなら、ネットサーフィンやSNSにはご注意を。スマホで勉強するついでにこれらに手を出して、気がついたら1時間経ってた・・・みたいなことになったら笑えません。YouTubeやTwitterはホーム画面から削除して、勉強に集中しましょう。
3:早起き&運動
結局、これが最強です。人間の身体は夜にガッツリ勉強するようにはできていないのです。
夜に少し講義を見る(インプット)→翌朝に過去問を解き、知識の定着を確かめる(アウトプット)というサイクルで勉強するのが効率的でおすすめです。
また朝ならば自由な時間が多いので勉強を習慣化できます。これが夜だと、急な残業や、宴会などがジャマになる可能性がありますよね。
世の中の成功者は100%早起きです。何も考えず、まずは1週間だけでいいから6時に起きて勉強してみましょう。わりと人生変わりますよ。
「目覚まし時計じゃ起きれないんだよ!」というあなたは、HUAWAY BANDなどのスマートウォッチをはめて寝ましょう。起床時間になったら振動するので絶対に目が覚めます。
あとは運動も大事ですね。脳は運動によって活性化しますから、短時間でも構わないので毎日運動しましょう。週1くらいでサウナに行ければ、なお良しです。
おすすめの運動は「ながらウォーキング」。ヘッドホンなどで講義を聴きながら早歩きします。(スタディングは講義の音声をダウンロードできます)耳だけで講義を聴いても、意外と脳にはインプットされます。
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生活習慣を見直して、心身のコンディションを整えるのは超重要です。本を読んで勉強しましょう。参考までに、ぼくのおすすめを何冊が紹介します。
脳を鍛えるには運動しかない
自分を変える1つの習慣
無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法
まとめ:意識を高くもって、今日から勉強しよう
資格試験の勉強を続けるためのコツを再掲します。
- 合格後の理想を思い描く(紙に書く)
- 通信講座を使って勉強のハードルを下げる
- 早起き&運動
資格に受かるにはマインドが大事です。芸能人のくだらないニュースや、SNS上での誰かの投稿を見て一喜一憂しているような人は受かりません。
この記事で紹介した「合格のために必要な行動」に集中して、今日から努力を始められた人だけが成功できます。やる気が出てきたら、今日から行動しましょう。
人気な資格であれば、記事内で紹介したスタディングで講義が提供されています。まずは無料講義から始めましょう。
中小企業診断士に興味がある人は、以下記事もどうぞ。200時間で合格したぼくの勉強法を完全無料で公開しています。
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おわり。